ストム・ソゴー(十河力) 観る前 観た後

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ストム・ソゴー 甘美から発作へ 5作品76分
【フィルムメーカーズ・イン・フォーカス 1 】
ストム・ソゴー
ジョナス・メカスによって現代で最も刺激的な映画作家とされ、2000 年代初頭のニューヨークのアンダーグラウンド映画シーンを牽引していた日本人ストム・ソゴー(十河力/1975-2012)の作品集。今回が日本では初めての紹介となる。

映画は、できるだけ汚らわしくて、狂ってなければいけない。みんなが映画館から逃げ出して、人生にもっとましなものを望むようになるために…。僕の映画は、精神に作用する視覚的キャンディーで、最初は甘く感じるけど、次に発作を起こさせる」(ストム・ソゴー)

声に導かれて ストム・ソゴー/ アメリカ/ デジタル/11 分/2000
ゆるやかな死 ストム・ソゴー/ アメリカ/8 ミリ/16 分/2000
シルバー・プレイ ストム・ソゴー/ アメリカ/ デジタル/16 分/2002
ペリオディカル・エフェクト ストム・ソゴー/ アメリカ/ デジタル/10 分/2001
シンク―アップ・エレメント ストム・ソゴー/ アメリカ/ デジタル/23 分/2007

(プログラム選定:アンドリュー・ランパート アンソロジー・フィルム・アーカイブス アーキビスト
※京都では全てデジタル版で上映。

 
観たら、後で感想でも考えたいな。京都ではデジタル、悔しいですね。

で、観た。
『声に導かれて』はアナログなネオンがチカチカ。カヌーか何かで川下りしている写真とのカットアップちかちか。
『ゆるやかな死』はもう少しちかちかする素材が具象。似た感じだった。
『シルバー・プレイ』は色んなテレビ番組のカットアップ、リプレイ、リミックス。『料理の鉄○』とか。
『ペリオディカル・エフェクト』も抽象的チカチカ。
『シンク―アップ・エレメント』は画面の中に黒いフレームがあったりなかったりの中でチカチカ。白っぽい。
とにかくフリッカー、ノイズミュージック。意味が無くてどこまでもリラックスできた、心地よかった。